「おいどうすんだよこれ!!」

目の前にはゴルフクラブを握って立ち尽くす親友。

足元には、人体の構造上ありえない確度に首が曲がった死体。

「その短気治せってガキの頃から口酸っぱく言ってたよな!?」

死体を跨いで親友に詰め寄る。

「やっちまった・・・」

呆然として硬直しながらつぶやく親友。

「やっちまったじゃねぇよ!!田舎とはいえこのままにしたら3日もしたら

異臭でバレちまうぞ!」

「か、隠さなきゃ」

我に返ったのか、死体をシーツに包み始める親友。

「シーツで包んだ位で隠せるわけないだろ!

手伝ってやるから、山に埋めに行くぞ」

「そうだ、小さいころじいちゃんから絶対近づくなって口酸っぱく言われてた井戸」

「冴えてるじゃないか!あそこなら、ガッチリ蓋がある。

死体放り込んで閉めちゃえば誰も見に来ないぜ」

親友はシーツに包んだ死体を担いで、家の前に停めてあった車の後部座席に放り込む。

「血が出てなかったのが不幸中の幸いってやつだな。車も汚れないぜ」

運転席に座る親友に助手席から声をかける。

「っはぁ・・・」